ノエビアスタジアム神戸
■ヴィッセル神戸のホームスタジアムです。
2002年日韓ワールドカップの会場のひとつです。
2002年日韓ワールドカップの時には、ゴール裏には屋根がなくスタンドの収容人数も多かったのですが、のちに改修されて、全席屋根付きスタジアムになりました。
スタジアム内レポート
メインスタンからピッチまでは10メートル程、バックスタンドからは6~7メートル、ゴール裏からも10メートル。
ワールドカップ開催スタジアムの中でピッチまでの距離が一番近いのが、ノエビアスタジアム神戸です。
スタンドからピッチは非常に近いのですが、ゴール裏はとても高い位置にあります。
なんと、ゴール裏スタンドの下はレストランになっています。
ゴール裏はとゴールの間が、あまりにも近いために、後方の座席からだとゴール前が非常に見づらいです。
また、サイド付近に陣取ると、反対側のコーナーあたりが見づらくなってきます。
ここらへんは、スタンドを高くしてしまったことと、あまりにもピッチが近いことの弊害でしょうか?
メイン・バックスタンドの方は、程よい角度があり、とても見やすくなっています。
大型映像装置が2台あり、南西・北東のコーナースタンドに対角に設置してありますので、どこからでも後ろを振り向かずに画像を見ることができます。
座席は背もたれつきのシートです、ドリンクホルダーも備わっています。
トイレの数・売店の数は比較的少なく、売店のメニューも平凡なものでした。
ここのスタジアムの最大の欠点は、ピッチです。
屋根の部分は開放出来るとは言っても、日差し風通しとも悪く、ピッチ状態は最悪です。
以前は、補修に大量の砂を撒いて、試合を行っていました。
滑りやすいピッチ状態で、選手の故障も数多く散見されました。
2022年現在では、天然芝と人工芝をミックスした「ハイブリットターフ」が使用されていますが、評判はあまり芳しくないようです。
屋内競技場の宿命なのでしょうが、もう少し芝生にやさしいく改善できないものでしょうか?
ピッチ以外は、及第点なんですがね・・・
知っ得情報
アウェイ側スタンド上部の屋根には、吸音材が入っていて、アウェイサポーターの声を小さくする役割を果たしています。
ホームチームに有利な構造になっています・・・
と、言うのは結果論で、アウェイスタンド後方は住宅街なので、環境保全の意味があるのでしょう。
しかし、以前はホームのサポーターがそちらのコーナーに陣取っていました。
ホームの利を生かせていなかったのですね。
アクセスは非常によく、地下鉄の駅から徒歩5分です。
しかし、途中の歩道の幅はかなり狭いため、試合後は混雑しますので、時間に余裕をもって行動しましょう。
駅からの道すがら、コンビニなどが点在していますので、食料等の調達の心配はいりません。
基本情報
ホームチーム:ヴィッセル神戸
所在地:神戸市兵庫区御崎町1丁目2番地-2 Tel 078-652-5656
収容人数:34,000人
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