カンセキスタジアムとちぎガイド
栃木サッカークラブ(栃木SC)のホームスタジアムです。
2022年に開催された第77回国民体育大会(栃木県開催)の主会場として新たに建設されました。
スタジアム内レポート
全周二層の屋根付き、全天候型のスタジアムです。
陸上競技との兼用のため、スタジアムとピッチの間にはブルーのトラックがあります。
しかし、トラックがある割には、見づらくは感じられません。
スタンドに適度な傾斜があり、最前列でのピッチとの高さがある程度あるため、見やすいのかと思われます。
アッパーの層は、通路を挟み更に二層に分かれています。
上下で適度な段差があって、見やすくする工夫が感じられました。
大型ビジョンはアウェイ側ゴール裏に1台、スタジアムの規模にしては少し小さめです。
コンコースはとても広く、清潔感もあり混雑時も困ることは少ないと思われます。
トイレの数も多く、さほどの混雑もありませんでした。(当日の入場者数がそれほど多くなかったからでしょうか?)
また、清潔で出入口が別導線のタイプです。
売店はコンコースに設置されており、売店の並びとコンコースの通路はセパレートされており、通行の邪魔にならないような作りになっていました。
観客席のシートは、背もたれ付きで前のシートの右背面にドリンクホルダーが付いています。
シートの色は、栃木SCのチームカラーの黄色と緑が主体です。
ただし、前後のシート間隔が狭いため、奥の席に着くのに少し苦労します。
バックアッパースタンドには、ひらがなで「とちぎ」の文字が、栃木名産のいちごのイラストの中に彩られています。
完成したばかりでとても清潔で綺麗、陸上トラックがありながらも非常に見やすい、とても良いスタジアムだと感じました。
これでもう少しアクセスが良ければ、言うことなしなんですが…
知っ得情報
コンコースでは、ベンチ外の選手のサイン会が開門から試合前での時間に行われていました。
普段、あまり触れあうことが少ない選手とサポーターの良いコミュニケーションの場になっていました。
特に子供たちはとても喜んでいる様子でした。
とても良い企画だと感じました。
スタジアム概要
観客席数 約25,000人
栃木県宇都宮市西川田4-1-1
栃木県総合運動公園
TEL:028-615-0581
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